FC2ブログ

カンムリワシ・野生動物の交通事故を防ぎましょう。

カンムリワシ授業

先日カンムリワシの放鳥に立ち会って頂いた富野小中学校にて、

カンムリワシの生態や、交通事故の状況を学ぶ授業を行いました。

講師はカンムリワシ・リサーチのメンバーが担当しました。

富野小授業


カンムリワシの剥製と骨格標本を環境省石垣自然保護官事務所よりお借りしました。

富野小授業3


生徒さんたちも食い入るように見ていました。

カンムリワシがとともに暮らす地域の子供たちに、カンムリワシの事をもっと知ってもらい、保護につなげて行けたらと思います。


富野小学校にてカンムリワシ放鳥会

2019年1月16日の朝、富野小学校前で登校中の児童が交通事故にあって動けなくなっているカンムリワシを発見、先生から通報し、救護されました。
救護時はかなりの重傷で、特に右顔面を強く打っており、出血、腫れ、眼内出血もありました。
右目はこの事故のために失明してしまいました。
石19-01-2

野生動物救護ドクター(たまよせ動物病院)による懸命の治療のおかげで、回復し、2/6にはリハビリケージに移行しました。

2019219.jpg

リハビリ当初はまだ顔面に腫れもあり、低い止まり木にしかとまれませんでしたが、徐々に運動能力は回復し、
ケージ内では飛び回れるようになりました。
しかし、なかなか自分で餌を食べる事ができず、約3ヶ月の長期リハビリとなりました。
交通量の多いであろう、GWを避けて、本日5/8の放鳥となりました。
20190216.jpg

救護に協力してくださった富野小学校にてカンムリワシ放鳥会を行いました。

環境省から今回の救護の経緯と、カンムリワシの交通事故の現状をお話していただきました。

発見してくれた生徒さんに感謝状の贈呈をしました。

名前を「トミージュニア」とつけてもらいました。

IMG_7664.jpg

少し海側に移動してカンムリワシを放鳥しました。

IMG_7687.jpg

地面に置くと、すぐに飛び立ち、翻って近くの木にとまりました。その後山側へと飛んでいきました

IMG_7694.jpg

富野の地はカンムリワシにとってとてもよい生息地。

おもと山の麓に位置し、山からの水も流れ、海へつながるとても環境のよい地です。

そんなところで児童の登校時間にカンムリワシを轢いて、放置していくような大人は猛省してください。

今回は迅速な救護で命が助かりました。富野小の皆さんには本当に感謝いたします。
これからもどうぞカンムリワシを見守ってください。

トミージュニアには左足にPの刻印が入った黒い足輪をつけています。
足輪のついたカンムリワシを確認下方はカンムリワシ・リサーチkresearch526@yahoo.co.jp ;までお知らせください。

万が一カンムリワシを轢いてしまった、動けないカンムリワシを発見した場合は以下にご連絡ください。
迅速な救護で助かる命もあります。

環境省石垣自然保護官事務所  0980-82-4768 (時間外090-5287-6119)
石垣市教育委員会文化課  0980-83-7269
西表野生生物保護センター  0980-85-5581 




図書館でカンムリワシ展

2019年3月14日~3月20日の間、石垣市立図書館展示室にて

「カンムリワシ展」を開催します。

54409206_1612888865521392_6760973118900011008_n.jpg

貴重なカンムリワシの生態写真や、

近年重傷死亡事故が多発している交通事故被害の状況についても展示しました。

53769900_2223782594529341_9180623806450892800_n.jpg
53670369_2223782647862669_83869750534340608_n.jpg
53918401_2223782554529345_1196191363083796480_n.jpg
54258074_2223782574529343_6806774890662723584_n.jpg
53654658_1612892295521049_6249063341348618240_o.jpg


多くの方々にカンムリワシのことを知っていただく事が、守ることにもつながります。

ぜひ多くのご来場をお待ちしております。

なお3/18(月)は図書館の休館日、最終日の3/20は午後3時までの展示となっております。

図書館展示終了後は西表島での展示を予定しております。


カンムリワシ「政宗」放鳥

10/25に白保の大里バス停付近で交通事故にあい、救護されたカンムリワシを11/27朝、放鳥しました。

救護当初は口から多量の出血があり、内臓損傷も疑われる重傷でしたが、
野生動物救護ドクター(たまよせ動物病院)による治療のかいあって、
11/7にはリハビリに移行することができました。

45671252_2151094308464837_5716144744153743360_o.jpg


左目は視力がありませんが、これは今回の事故によるものではありません。
おそらく先天性のものではないかということです。
野生のカンムリワシにも時折片目の個体が存在します。

そのせいもあるのか、かなり警戒心も気も強い個体でした。

リハビリで気をつけることは、必要以上に人に馴らさないこと。

人慣れし、人家の近くで過ごす様になることは、本来の姿ではありません。

事故を誘発する危険も高くなります。

体重の回復、飛行状態、自分で餌を食べることを確認し、放鳥となります。

政宗


放鳥場所は交通量の多い救護地点より、少し離れた宮良の牧草地。

2.jpg

ここは隠れ家となる森、水場となる川、狩り場となる畑や牧草地もあり、環境もよく、ライバルとなるカンムリワシも少ない場所。

ケージから出し、草地に置こうとすると、着地する間もなく飛び立ちました。

仕切りのない広い空へ舞い上がった後、弧を描いて向きを変え、近くの林へと身を隠しました。

左赤Pマサムネ

政宗には左足にPの刻印がある赤い足輪を装着しています(環境省の許可を受けています)。

救護されたカンムリワシには個体識別のための足輪をつけています。

足輪のついたカンムリワシを確認した方はカンムリワシリサーチまでお知らせください。

       











西表島でカンムリワシ展

4/6より西表島野生生物保護センターにてカンムリワシ展を開催しております。

西表島にお越しの際は、ぜひご覧ください。

たくさんの野生生物が暮らす西表島、もちろん安全運転でお願いいたします。

P4060014.jpg
P4060013.jpg
P4060008.jpg
P4060006.jpg
P4060002.jpg
プロフィール

よんなー

Author:よんなー
カンムリワシリサーチのブログです。

Facebook
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
カウンター
お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文: