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カンムリワシ・野生動物の交通事故を防ぎましょう。

カンムリワシ「さくら」、「ミサ」確認

救護されたカンムリワシには、個体識別のための足環をつけて放鳥しています。(環境省立ち合いのもと)
足環のついたカンムリワシを確認した方はカンムリワシ・リサーチまでお知らせください。
野生復帰の貴重な記録となります。

3/15には2015年に放鳥した「さくら♂」が確認されました。
右足に黒Sの足環がついています。

さくら 20230315 yambarubirder

サキシママダラをペアの相手のメスに給餌していました。 繁殖が期待されます。


こちらは3/14に確認されたミサ♀。


2011年に衰弱のため救護され、放鳥されました。右足に緑Eの足環がついています。

2016年以来の、久しぶりの確認です。
こちらもペアでの行動が確認されましたので、繁殖が期待されます。

ミサ 右緑E


放鳥後のカンムリワシが元気に過ごしている姿、うれしい限りです。

皆様もカンムリワシの写真を撮ったら、足輪がついているかどうかを確認してみてくださいね。

足環が確認できましたら、カンムリワシ・リサーチまでお知らせください。






マックス♀確認

マックス♀確認情報
2月26日、足環のついたカンムリワシの情報をいただきました。

左足のに黒Mの足環があることから、2015年放鳥のマックスであることが分かりました。

2014年に新川の民家のネット、2015年に畑のイノシシ除けのネットに絡んで2度混獲で救護されたカンムリワシ、マックス♀。
当時の記事→http://マックス放鳥
https://blog.goo.ne.jp/.../84fb58a7144391aa592645e59ba27438

救護当時は幼鳥で、2度混獲が続き心配されましたが、2020年からは伊原間地域で毎年確認されています。

安定して暮らせているようで安心しました。昨年はペアでの行動も確認されていますので、繁殖にも期待が高まります。

救護されたカンムリワシには個体識別のための足環をつけて放鳥しています。(環境省の立ち合いのもと)

20230226 マックス左黒M 伊原間 一般

足環のついたカンムリワシを確認した方は、カンムリワシリサーチまでご連絡ください。
野生復帰の貴重な記録となります。許可をいただければSNSにも掲載させていただきます。

カンムリワシ観察会

カンムリワシ観察会を開催しました。
29名の方々が参加してくださいました。近年まれにみる大盛況です。ありがとうございます。

お天気にめぐまれ、今日は田んぼの生き物もとても賑やかでした。

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まずは田んぼにおりて餌をさがしていたカンムリワシを発見。
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皆で観察しているとしばらくして林に飛んで行きました。
姿は見えなくなりましたが、「フィー」「フィフィフィー」と鳴き声が響いていました。

さらに進んでいくとかなり遠くの枝にカンムリワシを発見。肉眼では絶対見えません。
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双眼鏡でもちょっと厳しい。

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少し進んで、再確認すると、あれ?サシバになっていました。
カンムリワシが飛んで行ったあと、サシバが同じ場所にとまって、さらに別のサシバがそれを追い払ったようです。
よい場所なんでしょうね(笑)
田んぼにはほかにも、アマサギ、チュウサギ、セイタカシギ、アカガシラサギなどなど。
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観察してやいま村に戻ったころには体も温まり、少々汗ばむくらいに。

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やいま村では古民家で「鷲ぬ鳥節」の演奏を聴かせていただきました。
カンムリワシの若鳥が正月の朝日に向かって飛び立つ様子をうたった、八重山を代表する民謡です。
カンムリワシ週間の元となった歌でもあります。

その後はやいま村で飼育されているカンムリワシのよんなーくんに会いに行きました。少なくとも19歳以上となるよんなーくん、まだまだ元気ですよ。
そしてクラウドファンディングで建設したリハビリケージもご紹介しました。

カンムリワシポスター


新作のカンムリワシポスターを参加者の皆様にも配布にご協力いただいて、島内各地に掲示依頼に伺う予定です。店舗、施設の皆様、ご協力よろしくお願いいたします。

カンムリワシ観察会のお知らせ

「カンムリワシ観察会」のおしらせ

 1月29日(日)にカンムリワシ観察会を開催します。
当日朝8:30に「石垣やいま村」玄関前駐車場にご集合下さい。
参加費は保険料として100円頂戴いたします。
受付後、名蔵の水田地帯まで徒歩で移動し、カンムリワシや野鳥を探して観察します。
1時間半ほど野外で観察した後、やいま村で飼育されているカンムリワシ「よんなー」に会いに行きます。
2007年から飼育開始した「よんなー」はかなりのご長寿カンムリワシです。
クラウドファンディングで皆様から寄せられたご寄付で建設した新しいリハビリケージも、遠巻きにではありますがぜひご覧ください。
 また、2月3日(金)まで、石垣市役所ロビーにて「カンムリワシ展」を開催しています。こちらもぜひご覧ください。

■カンムリワシ観察会
日時 1月29日(日) 8:30集合 当日受付 
集合場所 石垣やいま村 玄関前駐車場集合
参加費 100円(保険料として) 
※歩きやすい靴、服装でご参加ください。
※雨具、帽子や飲み物は各自でご持参ください。
※参加者はマスクの着用をお願いしたします。
*観察会参加者のやいま村入村料は主催者が負担します。

■カンムリワシ展
日時 1月22日(日)午後~2月3日(金)16時まで
場所 石垣市役所 1Fエレベーター前ホール
希少なカンムリワシの写真とともに、生態紹介や、交通事故被害の現状等を展示しています。

2023年カンムリワシ週間イベントのお知らせ

八重山民謡の「鷲ぬ鳥節」では、正月の朝日に向かってカンムリワシの若鳥が飛んでいく様子が謡われています。
八重山でのお祝い事の座開きには欠かせない歌です。
鷲ぬ鳥節にちなんで、毎年旧正月からの一週間を「カンムリワシ週間」に設定して、イベントを開催しています。

今年のカンムリワシ週間は1月22日(日)からです。

カンムリワシ講演会「カンムリワシを知ろう」

日時 1/22(日)14:00~16:00
場所 石垣市役所 1F コミュニティルーム

内容 カンムリワシをより深く知る、研究者による最新の研究発表。
    年間330日カンムリワシを観察している中本さんの貴重な写真を交えながら、
    カンムリワシの生態を紹介していただきます。
    第二部では登壇者と環境省を交え、クロストークを行います。
    議題のほか、皆様から募集した質問にもお答えする予定です。

参加費は無料、事前申し込みは不要です。
感染症拡大防止のため、会場ではマスク着用、手指の消毒にご協力ください。



講演会チラシ 縮小版

プロフィール

よんなー

Author:よんなー
カンムリワシリサーチのブログです。

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